昇降機定期検査業務基準書 ー令和6年1月31日改正内容の解説ー

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『昇降機定期検査業務基準書 ー令和6年1月31日改正内容の解説ー』をテキストとした講習会の申込受付を行っております。
 全国の設計者、施工者、特定行政庁・指定確認検査機関の方々を始め、昇降機の定期検査業務に携わる昇降機等検査員の皆様には是非この機会にお申し込みください。
 令和6年1月31日付で、以下のとおり小型エレベーターの床面積規定、エスカレーター周辺部の構造に求められる安全基準等の見直しが行われたことを受け、「昇降機の定期検査報告における検査及び定期点検における点検の項目、事項、方法及び結果の判定基準並びに検査結果表を定める件」(平成20年国土交通省告示第283号)も同日付で改正され、同年4月1日より施行されることとなりました。

主な改正内容

〇 エレベーター

  • 小型エレベーターの床面積規定の見直し
 → 小型エレベーターのかごの床面積規定を1.1㎡以下から1.3㎡以下に改正。
  • 小型エレベーターの過荷重対策
 → かごの床面積が1.1㎡を超える小型エレベーターについては、床面積の拡大に伴い想定される過荷重のリスクを、小規模共同住宅等に設置するエレベーター(平12建告第1415号第四号)と同等のブレーキ保持力を求めるよう改正。

〇 エスカレーター

  • ハンドレール停止検出装置の規定化
 → ハンドレールの停止等の異常を検出し、踏段を停止させる装置を技術基準に追加。
  • エスカレーター周辺部の安全対策
 → エスカレーター周辺部の構造に求められる安全基準にハンドレールと誘導柵との間のすき間の大きさ等を改正。
 本書は、この度の改正を受けて、昇降機の検査項目、検査方法、判定基準の解説を見直し、定期検査報告制度の円滑な運用に資することを目的として刊行しました。検査に携わる昇降機等検査員の皆様を始め、建築行政関係者等、広くご活用下さい。
 「昇降機・遊戯施設定期検査業務基準書2017 年版」と併せてご活用ください。
※ 昇降機・遊戯施設定期検査業務基準書2017 年版を既にお持ちの方は、こちらをご購入ください。 

一般価格(税込)
2,200円
名簿登載価格(税込)
1,980円
初版発行日
令和6年3月7日
体裁
A4判
目次(追加部分)
1.エレベーターの改正に係る解説
2.エスカレーターの改正に係る解説
3.参考
編集・発行
一般財団法人 日本建築設備・昇降機センター
編集協力
国土交通省住宅局参事官(建築企画担当)付
正誤表
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